転職にお勧めの職種はリハビリ資格の作業療法士

転職をお考えの方に必見です!転職にお勧めの職種は、絶対にリハビリ資格の作業療法士です。ここでは、なぜ作業療法士がお勧めなのかを説明しておりますので、しっかりご確認ください。
仕事をやるうえで、自分のことを評価されたい・感謝されたい・やりがいを感じたいと思っている方には、必ず魅力がある職種だということが理解してもらえるはずです!

作業療法士とは

作業療法士とは、厚生労働大臣から免許を受け、全国の病院などリハビリを行う施設で作業療法を行う将来性に富んだ国家資格です。作業療法士は、身体・精神の障害により日々の生活に支障が生じてしまった方が、快適に自分らしく生きていけるようリハビリを行っていきます。身体障害、精神障害、発達障害及び老年期障害など様々な分野で、作業療法士は活躍しています。
作業療法士の国家資格は、作業療法士専門学校を卒業後、国家試験に合格すれば取得できます。現在はまだ認知度が高くないため、作業療法士の人数も多くはありません。しかし、医療・福祉の在り方が大きく変化している最近では、リハビリ需要の拡大に伴い、作業療法の重要性が高まっています。これから、作業療法士の活躍の場は更に拡大していきます。

作業療法士の仕事内容

作業療法士の仕事内容は、リハビリの現場において、心身に障害を持つ人々が、日常生活や社会生活を再建できるように心身機能の回復を促し、身の回りのことを主体的に対処できるようにサポートしていくことです。
具体的に説明すると、作業療法士は医師の指示を受け、患者さんの身体的活動・精神的活動・社会的活動・創作活動を通じて、社会復帰に向けた訓練や指導を重ねていきます。様々な作業療法により、患者さんの機能を回復させていきます。

文系・理系を問わない作業療法士の仕事

「文系だと医療の資格は無理かな?」と思われている方は多いのではないでしょうか?そんなことはありません!文系・理系を問わず活躍できる仕事があります。それは、作業療法士の仕事です。
では、なぜ作業療法士が活躍できる仕事なのか?医療の資格には、文系と理系両方のセンスが必要であり、特に作業療法士の仕事は医療の中でも、文系のセンスが最も役に立つ仕事であると考えられています。
それは、一般的に文系の方が優れているといわれる対話能力、文章表現力及び心理的な洞察力など、作業療法士の仕事を行うにあたりなくてはならない資質だからです。
更に、作業療法士の仕事内容は、発達障害や精神障害の患者さんに対してリハビリを行うため、文系の方が学生時代に勉強された教育学や心理学などの教養科目を中心に、今まで経験してきたことが活かされるからです。
作業療法士の仕事を行うには医療の知識と技術に加え、人とのコミュニケーション能力が必要になります。
文系での知識と経験は、人とのコミュニケーション能力を養うのに大変活かされます。また、文章を書く力も大変重要となります。文章を書く力・文章の読解力というのは、逆に文系の方のほうが得意とするところですので、大変有利になります。

作業療法士の就職状況

これから更に社会で求められている将来性がある作業療法士は、まだまだ人手不足なので必ず就職できますから、安心してください。
現在の求人件数は約800件で、求人数は約4,000人です。作業療法士が活躍している現場は、次のとおりです。

領域 種別
身体障害 大学病院、リハビリテーション病院など
発達障害 小児病院、養護学校など
精神障害 精神科病院、精神保健福祉センターなど
老年期障害 特別養護老人ホーム、介護老人保健施設など

作業療法士1年目の年収は約400万円

作業療法士の求人票をご紹介します。ただし、施設により求人票の内容は異なりますので、参考としてご覧ください。ぜひ、現在の勤務条件と比べてみてください。

採用条件

月額給与 227,500円~(給与額は経験年数加算あり)
(内訳)基本給:197,500円~、資格手当:30,000円
諸手当 住宅手当:上限21,000円/月
通勤手当:上限50,000円/月
扶養手当他
昇給 年1回
賞与 年2回(4か月/年)
保険等 健康保険・厚生年金・雇用保険・労災保険
定年制 有(正規職員65歳定年)
勤務時間 8:30~17:30
休日 4週8休+祝日
休暇 有給休暇10日(勤務6か月後に付与)
福利厚生 退職金制度・研修制度・ユニフォーム貸与他

作業療法士に転職した卒業生のコメント

作業療法士に転職を決めて、現在働いているShoeiの卒業生に、作業療法士に転職してよかったことを聞いてみました。

①前職では、会社から評価されることはなかったですが、作業療法士になって患者さんから感謝され、病院でも必要とされていることが実感できるので、とてもやりがいを感じています。

②前職では、遅くまで残業もあり、心身共に疲れていました。
でも、作業療法士は、勤務時間もきちんとしているので、今はプライベートも充実しています。

③前職では、なんといっても給料が安くて困っていました。
現在、作業療法士として1年目ですが、年収400万円はもらえるので、とてもありがたいです。

④転職を決めた理由は、会社の将来性でした。
作業療法士の仕事をやっていて、現在の高齢社会を考えると非常に将来性を感じています。

⑤前職では、休日出勤も多くほとんど休みがない状況でした。
今は、週休2日制なので、休日に家族サービスもできるので、転職して本当によかったです。